クレッシドから見た前世のアデルの死。
それは、今の彼女の記憶とはまったく違う色を帯びていた。
アデルは真相を確かめるため、過去視の術によって閉ざされていた自身の記憶の深淵を覗き込む。
そこで見たのは、第三王子と過ごす穏やかな日々。
記憶にない彼の笑顔に、アデルは混乱する。
(これは本当に、私の記憶なの?)彼はなぜ冷たく振る舞う必要があったのか?アデルを守り抜くために、番が独り抱えた“嘘”の理由が今、明らかになるーー!
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